パラディ島・マーレ歴史アーカイブ

世界を形作った主要な軍事戦役、政治的クーデター、そして破滅的な「地鳴らし」の歴史を網羅した記録。

古代史

  • ~1003 B1年
    ユミル、巨人の力を手に入れる
    転換点 真相

    ユミル・フリッツが「大地の悪魔」と接触し、最初の巨人「始祖の巨人」となる。彼女は 13 年間その力を用いてエルディア帝国を築き上げた。

    Vol. 30, Ch. 122


  • ~990 B1年
    ユミルの死と九つの巨人への分割
    転換点 真相

    ユミルは王を槍から守り死亡。その力は 3 人の娘に継承され、やがて「九つの巨人」と「ユミルの呪い(13 年の寿命)」が生まれた。

    Vol. 30, Ch. 122


  • ~743年
    巨人大戦終結
    重要事件 政治

    145 代王カール・フリッツはエルディアの歴史を恥じ、タイバー家と共謀して内戦を終結させた。マーレは 7 つの巨人を手中に収め、進撃の巨人のみが姿を消した。

    Vol. 22, Ch. 89


  • 743年
    三重の壁が築かれる
    転換点 政治

    王は始祖の巨人の力を用いて無数の超大型巨人を硬化させ、三重の壁(マリア、ローゼ、シーナ)を築いた。壁内エルディア人の記憶は改竄された。

    Vol. 22, Ch. 89

戦争前夜

  • 832年
    グリシャ、進撃の巨人を継承
    重要事件 秘密作戦

    ジークの告発によりグリシャはパラディ島へ送還される。エレン・クルーガー(梟)が彼を救い、進撃の巨人を継承させて始祖奪還を託した。

    Vol. 22, Ch. 87–88


  • 844年
    ミカサの両親が殺害される
    注目 虐殺

    人身売買犯がミカサの両親を殺害。エレンが 2 人を殺し、ミカサのアカルマンの力が覚醒して残り 1 人を殺害。彼女はイェーガー家の養子となる。

    Vol. 2, Ch. 6


  • 845年
    ウォール・マリア陥落
    転換点 壁の崩壊

    超大型巨人と鎧の巨人がシガンシナ区でマリアを破壊。人類はローゼへ後退。エレンの母カルラは巨人(後にダイナ・フリッツと判明)に捕食される。

    Vol. 1, Ch. 1–2


  • 845年
    グリシャの最期の任務
    転換点 秘密作戦

    グリシャは礼拝堂地下でレイス家を虐殺、フリーダから始祖の巨人を簒奪。エレンに自身を食わせ、進撃と始祖の巨人を継承させた。

    Vol. 15, Ch. 62–63


  • 846年
    マリア奪還作戦の失敗
    重要事件 戦闘

    王政府は全人口の 2 割(25 万人)を動員してマリア奪還作戦を実施。作戦は惨敗し、マリアは公式に放棄された。

    Vol. 1, Ch. 3

トロストと女型の巨人編

  • 850年
    トロスト区攻防戦
    重要事件 戦闘

    超大型巨人がトロスト区でローゼを破壊。エレンは捕食後巨人化能力に目覚め、岩で門を封鎖。人類初の巨人への勝利となった。

    Vol. 3–4


  • 850年
    第 57 回壁外調査
    重要事件 戦闘

    調査兵団は女型の巨人を捕獲するため壁外へ出陣。アニ(女型)が右翼を虐殺。作戦は多大な犠牲を出して失敗した。

    Vol. 5–7


  • 850年
    ストヘス区女型捕獲作戦
    重要事件 戦闘

    アニはストヘス区に誘い出され女型として正体を現す。エレンと激突、捕獲されるも自身を結晶化。壁内部に巨人が露出する。

    Vol. 8, Ch. 31–34


  • 850年
    ウォール・ローゼ巨人出現
    重要事件 真相

    ジークの獣の巨人がラガコ村民を無垢の巨人へ変える。ライナーとベルトルトが鎧と超大型巨人として正体を現し、エレンとユミルを拉致する。

    Vol. 9–10


  • 850年
    エレン拉致
    重要事件 秘密作戦

    ライナーは鎧の巨人に変身しウォール・ローゼでエレンを拉致、ベルトルトは自ら同行を選んだユミルを連れ去る。戦士たちは始祖の巨人を携えマーレへの帰還を開始した。

    Vol. 11, Ch. 42–44


  • 850年
    エレン奪還作戦
    重要事件 戦闘

    負傷から回復しきらぬエルヴィンは、自ら騎兵隊を率いて巨人の跋扈する地帯を進み、エレンが島外へ連れ去られる前に奪還を試みる。

    Vol. 11–12, Ch. 44–49


  • 850年
    ハンネス最後の戦い
    重要事件 虐殺

    追撃の最中、エレンの母を捕食した「笑う巨人」が再び現れる。ハンネスはシガンシナでの後悔を晴らすため一人で立ち向かい、エレンの目の前で命を落とす。

    Vol. 12, Ch. 49–50


  • 850年
    座標発動
    転換点 真相

    絶望したエレンは「笑う巨人」。王家の血を引くダイナ・フリッツ。を殴打し、無自覚のうちに始祖の巨人の「座標」を発動、周囲の無垢の巨人を戦士たちへ向かわせる。

    Vol. 12, Ch. 50


  • 850年
    戦士撤退
    重要事件 政治

    座標の力に操られた巨人の群れに阻まれ、ライナーとベルトルトはエレン奪還を断念して撤退、ユミルは自ら同行を選ぶ。両陣営はシガンシナ区を巡る決戦へと備え始める。

    Vol. 12, Ch. 50

王政奪還編

  • 850年
    王政転覆クーデター
    重要事件 政治

    調査兵団は腐敗した王政府に対しクーデターを決行し、歴史から隠されていた真の王家・レイス家の存在を暴く。

    Vol. 13–17


  • 850年
    ヒストリア女王戴冠
    重要事件 政治

    ヒストリア・レイスは巨人化した父ロッドを討ち、王冠を受け継ぐ。始祖の巨人の真実を知る百年ぶりの君主となった。

    Vol. 17

シガンシナ奪還編

  • 850年
    シガンシナ奪還作戦決定
    重要事件 政治

    エルヴィン団長のシガンシナ区奪還計画が承認される。エレンの硬質化能力に賭け、ついにグリシャの地下室へ到達することを目指す。

    Vol. 18, Ch. 70–72


  • 850年
    シガンシナ帰還
    重要事件 秘密作戦

    調査兵団は不気味なほど静まり返ったシガンシナ区へ進軍する。アルミンはこの静けさが罠。戦士たちの待ち伏せだと見抜く。

    Vol. 18, Ch. 73–74


  • 850年
    シガンシナ区決戦
    転換点 戦闘

    ライナー、ベルトルト、獣の巨人が連携した奇襲を仕掛け、無垢の巨人で調査兵団を包囲する。これまでで最大規模の知性巨人同士の戦いとなった。

    Vol. 18–19, Ch. 74–77


  • 850年
    獣の巨人包囲戦
    重要事件 戦闘

    獣の巨人はウォール・マリア上から包囲を指揮し、巨石の投擲で調査兵団を追い詰め、あらゆる退路を断つ。

    Vol. 19, Ch. 77–79


  • 850年
    エルヴィン最後の突撃
    転換点 戦闘

    エルヴィンは決死の騎兵突撃で獣の巨人の注意を引きつける。出撃前、犠牲についての感動的な演説を残し、部隊はほぼ壊滅する。

    Vol. 20, Ch. 80


  • 850年
    リヴァイ対獣の巨人
    転換点 戦闘

    エルヴィンの突撃が生んだ混乱を利用し、リヴァイは獣の巨人に肉薄。四肢を斬り落とし後頸からジークを引きずり出すが、車力の巨人に奪還される。

    Vol. 20, Ch. 81


  • 850年
    アルミンの自己犠牲
    転換点 戦闘

    アルミンは超大型巨人の歯にしがみつき、自ら焼かれることでベルトルトの蒸気を消耗させ、エレンが背後から仕留める隙を作る。

    Vol. 20–21, Ch. 82–84


  • 850年
    巨人化注射の決断
    転換点 政治

    巨人化注射はただ一本、瀕死の二人を前にリヴァイはアルミンを選ぶ。アルミンは超大型巨人を継承し、パラディ島の未来の指導者が入れ替わることとなった。

    Vol. 21, Ch. 84


  • 850年
    地下室の真実
    転換点 真相

    グリシャが隠していた日記と写真が、壁外世界が滅んでいなかった事実を証明する。人類は意図的に隔離されていたのであり、百年続いた王政の欺瞞が崩壊する。

    Vol. 21–22, Ch. 85–86


  • 851年
    海の向こうの真実
    転換点 真相

    調査兵団はパラディ島史上初めて海に到達する。エレンは「自由になるには海の向こうの敵を全て滅ぼすべきか」と問いかけ、戦争は新たな局面へ進む。

    Vol. 22, Ch. 86–90

マーレ戦争編

  • 851–854年
    パラディ島の近代化
    注目 政治

    壁外世界の存在が確定したことで、パラディ島は軍備と技術の近代化を急ぎ、雷槍などの新兵器を開発してマーレとの来る戦いに備える。

    Vol. 23–25


  • 854年
    レベリオ強襲
    転換点 秘密作戦

    エレンはマーレへ潜入し、ヴィリー・タイバーの演説中にレベリオへ壊滅的な奇襲を仕掛け、全世界が見守る中で戦鎚の巨人を捕食する。

    Vol. 25–26


  • 854年
    宣戦布告
    重要事件 政治

    レベリオ襲撃により静かな外交交渉の望みは断たれ、パラディ島とマーレは公然たる全面戦争に突入する。

    Vol. 25


  • 854年
    サシャ・ブラウスの死
    重要事件 虐殺

    調査兵団が奪取した飛行船で撤退する最中、追い詰められたガビ・ブラウンがサシャ・ブラウスを銃撃し死亡させ、仲間たちに深い悲しみをもたらす。

    Vol. 26


  • 854年
    イェーガー派クーデター
    重要事件 政治

    フロック・フォルスターを筆頭とするエレン派がパラディ島でクーデターを起こし、政府を拘束してエレンの名の下に軍事支配を確立する。

    Vol. 27–28


  • 854年
    ジークの脊髄液計画
    重要事件 秘密作戦

    ジークは調査兵団に振る舞われたワインへ密かに自らの脊髄液を混入させ、咆哮と同時に大量巨人化を引き起こす計画を進めるが、間一髪で露見する。

    Vol. 27–28


  • 854年
    道と始祖の真実
    転換点 真相

    「道」の中でエレンとジークはグリシャの記憶を辿り、始祖ユミル本人と対面する。二千年に及ぶ隷属の歴史が、すべての巨人の呪いの根源として明かされる。

    Vol. 30

地鳴らし編

  • 854年
    地鳴らし発動
    転換点 終局

    エレン・イェーガーが始祖の巨人の力を発動し、壁内に眠る数百万の超大型巨人を解放。パラディ島の外に存在するすべての命を滅ぼすべく、地鳴らしが始まった。

    Vol. 31


  • 854年
    世界規模の地鳴らし
    転換点 虐殺

    超大型巨人の群れが海を渡りマーレ本土に到達し、進路上のすべてを踏み潰す。人類最古の悪夢が世界規模で現実のものとなる。

    Vol. 32–33


  • 854年
    連合軍結成
    重要事件 政治

    パラディ島の生存者と元マーレ戦士たちは数十年の憎しみを脇に置き、エレンを止めるという一つの目的のために意外な同盟を結ぶ。

    Vol. 32


  • 854年
    フォート・サルタの戦い
    重要事件 戦闘

    連合軍は暴走するエレンの始祖の巨人に対し最後の防衛線を張り、始祖本体への最終突撃の時間を稼ぐ。

    Vol. 33–34


  • 854年
    ジークの死
    重要事件 終局

    「道」の中でジークはアルミンの記憶を通じて生きる意味をついに理解し、リヴァイに斬られることを受け入れ、エレンの支配から解き放たれる。

    Vol. 34


  • 854年
    ミカサ、エレンを討つ
    転換点 終局

    世界各地の軍勢が始祖本体へ迫る中、ミカサ・アッカーマンはエレンの首を斬り落とし地鳴らしを終結させ、かつて彼と交わした約束を果たす。

    Vol. 34


  • 854年
    巨人の呪いの終焉
    転換点 終局

    エレンの死とともに、ユミルは二千年にわたる隷属からついに解放され、巨人の力を手放す。呪いは終わり、巨人化の力は世界から永遠に姿を消した。

    Vol. 34

エピローグ

  • 857年
    和平交渉開始
    注目 政治

    地鳴らしから三年、連合軍の生存者たちは、パラディ島とほぼ滅ぼしかけた世界諸国との間に脆い和平を築こうと奔走する。

    Vol. 34


  • 857年以降
    パラディ島の再軍備
    注目 政治

    始祖の巨人という抑止力を失ったパラディ島は軍備をゼロから再建し始めるが、エルディア人を警戒し続ける世界に対しこの脆い和平が保たれるかは定かでない。

    Vol. 34, extra pages


  • 遥かな未来
    パラディ島の滅亡
    注目 終局

    最終ページの不穏な一場面は、平和が長く続かなかったことを示唆する。数世代後、パラディ島は廃墟と化しており、この結末の意味は読者の解釈に委ねられている。

    Vol. 34, extra pages


  • 遥かな未来
    少年が大樹を見つける
    注目 真相

    平和な未来、一人の少年がミカサがエレンを埋葬した大樹を偶然見つける。物語は記憶と希望に満ちた静かな余韻をもって幕を閉じる。

    Vol. 34, extra pages

ユミルの13年の呪い

巨人の力を継承した者は、その瞬間から十三年以上生き延びることができない。この法則は始祖ユミル自身に由来し、物語に登場するすべての継承者の重大な決断を左右する。

カウントダウン開始

十三年の期限は、その者が最初に巨人の力を得た瞬間から始まる。

リセットなし

エレンのように複数の巨人(進撃・始祖・戦槌)を継承しても、期限がリセットされることはない。

普遍的適用

九つの巨人すべてに等しく適用される。王家の血を引く者であっても例外ではない。

身体の衰弱

期限が近づくにつれ、継承者には目に見える形での進行的な身体の衰えが現れる。

例外なし

記録に残る限り、十三年の期限を超えて生き延びた継承者は一人もいない。

代表的な例

継承者 継承年 死亡年 生存期間
ユミル・フリッツ ~1003 B1 ~990 B1 13年
グリシャ・イェーガー 832 845 13年
エレン・クルーガー(梟) ~819 832 13年
ウーリ・レイス ~829 842 13年
フリーダ・レイス 842 845 3年(早世)
エレン・イェーガー 845 854 9年(地鳴らしが呪いを終わらせる)
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